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爪のトラブルと対処方法

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ツメの成り立ちとトラブル

ツメは皮膚の一部だった!

ツメは皮膚が角質化して硬くなったものです。同じような成り立ちの器官を他の動物で探してみると、牛の角や亀の甲羅がちょうどそれにあたり、いずれも呼吸こそしていないものの、立派に皮膚の一部なのです。

成分はケラチンというタンパク質で、電子顕微鏡で拡大してみると、ツメと皮膚の構造はほとんど同じ。ツメが伸びる早さは日本人の成人で1日に約0・1ミリです。およそ半年ほどで根元から先端まで生え変わります。

neil_02Photo credit: Alice Bartlett via Visual hunt / CC BY-NC

ツメの根元に見える白い部分は、俗に「三日月(みかづき)」と呼ばれたりしますが、正式な名称を「爪半月(そうはんげつ)」といい、その正体は生まれたてのツメ。いわばツメの赤ちゃんで、年齢によってその大きさは変化し、よく動かす指ほど大きく見えます。
 
爪半月の下には「爪母」という爪を生み出すおおもとの場所があります。また、「爪半月」を覆う形
             
で存在する「甘皮(あまかわ)」。これは「爪上皮(そうじょうひ)」という名前で、生まれたてのツメ、つまり「爪半月」を保護しているものです。無理に取ってしまうと爪半月が傷つき、ツメの健康な成長を妨げてしまうので、注意しましょう。

栄養状態を測るバロメーター

俗説で「三日月の大小で健康状態がわかる」といわれますが、これは健康状態とは関係ありません。このように一般的に体調不良の根拠とされているツメの諸症状は、実際のところそれほどあてにならないのです。

たとえば色とツヤ。そもそもが皮膚の変化したものであるツメは、肌と同様、人それぞれに色が違うものなのです。インクやマニキュアなどによって一時的にツメの色が「染まって」しまうこともありますし、さほど神経質になる必要はないでしょう。ただし、全部のツメの色が一度に変わってしまった場合は、身体の異常の可能性が考えられます。

ツメの根元にある三日月の大小にも個人差があり、同一人物でも年齢によって大きさが変化したりします。また、よく使う指ほど大きく見える傾向もあるので、体調そのものとの関係を考える必要はあまりないでしょう。

そのほかにも、ツメが生まれる段階で衝撃を受けると、空気が混ざり白い斑点になってしまいますし、ツメの付け根にホクロがあると、メラニン色素が黒や茶色の線となって現れます。白や半透明の縦線は一般に老化が原因でできるもの、といったように、どれも身体の健康状態を表すものではありません。

それよりも注目すべきは、「ツメが割れやすい」「二枚爪になりやすい」「横溝が現れている」といった症状です。これらはツメそのものに栄養が不足していることの現れなのですが、同時に体内の栄養状態も反映しているからです。心臓から最も遠い部分である指先は、血流の循環も滞りがち。

つまり、栄養も体内でl番阻害されやすく、結果として体内の栄養状態を測るバロメーターにもなるというわけです。

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「夜、ツメを切ると親の死に目にあえない」って本当?

夜にツメを切ってはいけないという意味のことわざは沢山あるので、皆さんも一度ぐらいは聞いたことがあるでしょう。たとえば「夜、ツメを切ると親の死に目にあえない」「夜、ツメを切ると早死にする」、変わったところでは「夜、ツメを切ると蛇が来る」など、地方によってもさまざまな言い回しがあるようで
す。

その由来ははっきりしていませんが、昔は照明装置が発達しておらず、機能的なツメ切りもなかったので、深ヅメをしてしまったり、怪我をしたりする危険が大きかったため、暗
くなってからツメを切ることを戒めていたのだと考えられます。

また、『夜ツメ』⇒『ヨツメ』⇒『世詰め』、つまり「寿命を詰める」=「寿命を縮める」という語呂合わせだとする説もあって、早死にする、すなわち親の死に目にあえないと解釈する説もあります。

他にも『世詰め』=『夜詰め』として、徹夜しなければならないこと、つまり通夜が付きものの葬式が起きてしまうという解釈など、いろいろな説がありますが、いずれにせよ科学的な根拠は薄いでしょう。

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